株式会社キーエンスについて、知っていることはありますか?2021年度の国内企業の時価総額ランキングでは、世界のトヨタ、ソニーグループに次いで国内3位になるなど、日本を代表する優良企業です。この記事では、キーエンスの最新技術を駆使したセンサや機器を紹介し、その優れた性能や多彩な用途について詳しく解説します。あなたのビジネスにも活用できるかもしれない情報が満載です。ぜひご覧ください。
株式会社キーエンスとは
大阪府大阪市東淀川区東中島に本社を置く会社です。設立は1974年になります。設立当初は、リード電機株式会社という社名でした。現在の社名になったのは、1986年のことになります。この社名は、Key of Scienceに由来して付けられました。同社は、PLCと周辺機器などの自動制御機器、計測機器、光学顕微鏡、電子顕微鏡などの開発および製造販売を行っている企業です。1989年から2013年までの24年間は、一般向けの消費財として、高性能のホビーラジコンなどの玩具を製造、販売も行っていましたが、現在は、玩具ジャンルは、株式会社アキュヴァンスに譲渡し、手を付けていません。
1985年に、アメリカ現地法人 KEYENCE CORPORATION OF AMERICAの設立、2001年に中国現地法人 KEYENCE (CHINA) CO., LTD.を設立、2011年には、インド現地法人であるKEYENCE INDIA PVT.LTD.と、ブラジル現地法人のKEYENCE BRASILを設立します。その後も、2013年に、インドネシア現地法人 PT. KEYENCE INDONESIA、2014年に、ベトナム現地法人 KEYENCE VIETNAM CO., LTD.、2016年にフィリピン現地法人 KEYENCE PHILIPPINES INC.を次々と 設立します。現在は、世界46ヵ国230拠点で事業を展開し、海外売り上げ比率は、すでに50パーセントを超えています。
株式会社キーエンスのセンサ
同社の製品の中でも、特に注目されているのが、ファイバセンサです。同社では、多種多様なファイバユニットが用意されていますので、どんな環境であっても対応することができます。他社で取り扱っていないような特殊なファイバユニットもありますので、様々な会社、様々な現場で活躍してくれるはずです。
「FS-N シリーズ」は、ボタンを1クリックするだけで、表示の統一と感度設定の両方を行うことができる製品です。一般的な製品の場合には、設定値や操作がとても面倒といったデメリットがあるのですが、FS-N シリーズでしたら、そういった煩わしさが一切ありません。また、MEGAスイッチという受光量を64倍にすることも簡単に行うことができます。また、逆に光が強すぎてしまうような場合には、適正な光量に自動で調整してくれるサービス機能も搭載されています。
超音波センサ
株式会社キーエンスの超音波センサは、超音波を使用して、検査対象からの距離や、障害物などがあるかどうかを確認することができます。超音波で検査しますので、周囲の明るさや検査対象の状況などに影響をうけません。また、汚れにも強いので、検査する場所を選ばないのも魅力です。液体やガラス、金属などでも検査可能となっています。
同社の超音波製品は、自動車製造工場や、金属パーツを製造する工場などで使用されています。こういった工場では、レーザーなどの光を弾いてしまう対象物の検査が多く、正常の検査機器では性格な数値をとることができません。その為、同社の超音波センサが活躍するのです。
このように、様々な分野、場所、シチュエーションで正確に検査できる機器を数多く開発、製造しています。耐久性もありますので、これからの業務を、より正確に、より短時間で済ませたいのなら、一考の価値ありだと思います。